SEVISとI-20をわかりやすく:支払い・発行・注意点

F-1ビザ申請に必要な「I-20」と「SEVIS」。初めて聞く言葉で戸惑うかもしれませんが、仕組みを理解すれば難しくありません。この記事では、I-20の発行からSEVIS費用の支払いまで、わかりやすく解説します。
I-20とは?
I-20(Certificate of Eligibility for Nonimmigrant Student Status)は、アメリカの学校が発行する入学許可証です。F-1学生ビザを申請するために必須の書類で、以下の情報が記載されています:
- 学校名と住所
- プログラムの種類と期間
- SEVIS ID番号
- 学費と生活費の見積もり
- 学校担当者の署名

I-20の取得方法
ステップ1:学校に出願
入学を希望する学校に出願します。必要書類は学校により異なりますが、一般的には以下が必要です:
- 願書(オンラインフォーム)
- パスポートのコピー
- 財政証明書(銀行の残高証明書)
- 最終学歴の成績証明書(学校により不要な場合もあり)
- 入学金の支払い証明
ステップ2:入学許可を受ける
学校が出願書類を審査し、入学が許可されると、I-20が発行されます。通常、電子メールでPDFが送られてきます。
ステップ3:I-20を受領
I-20を受け取ったら、記載内容に間違いがないか確認しましょう。特に以下の項目を確認:
- 名前のスペル(パスポートと一致しているか)
- プログラム開始日と終了日
- SEVIS ID番号
間違いがあれば、すぐに学校に連絡して訂正してもらいましょう。詳しい流れは留学までの流れをご覧ください。
SEVISとは?
SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)は、米国政府が留学生の情報を管理するオンラインシステムです。F-1ビザを申請するすべての学生は、SEVIS費用を支払う必要があります。
SEVIS費用の支払い方法
支払い手順
- 公式サイトにアクセス:https://www.fmjfee.com
- 「Pay I-901 Fee」を選択
- I-20に記載されているSEVIS ID番号を入力
- 個人情報を入力(I-20と一致する情報)
- クレジットカードで支払い($350)
- 領収書(I-797)を印刷:面接時に必要
注意点
- 支払い後、領収書は必ず印刷して保管する
- SEVIS費用の支払いは、面接の少なくとも3日前までに完了させる
- 領収書を紛失した場合でも、ウェブサイトで再印刷可能
よくあるミス
ミス1:名前のスペルミス
I-20の名前がパスポートと異なると、ビザ申請に支障が出ます。必ず確認しましょう。
ミス2:SEVIS費用の支払い遅延
面接直前に支払うと、システムに反映されない場合があります。余裕を持って支払いましょう。
ミス3:領収書を印刷し忘れ
面接時に領収書の持参が必須です。デジタルコピーではなく、印刷物を持参してください。
まとめ
I-20とSEVISは、F-1ビザ申請の基礎です。手順をしっかり理解し、ミスなく進めましょう。不明点があれば、よくある質問もご参照ください。
当社では、I-20取得からSEVIS支払いまで、全工程のサポートが可能です。詳しくは料金プランをご確認ください。