アメリカ留学のビザ申請・超入門(F-1の流れを5ステップで)

アメリカ留学を実現するために必要なF-1学生ビザ。初めての方にとっては、申請手続きが複雑に感じられるかもしれません。この記事では、ビザ申請の全体像を5つのステップに分けて、わかりやすく解説します。
F-1学生ビザとは?
F-1ビザは、アメリカで正規の学校(語学学校、コミュニティカレッジ、大学など)に通うために必要な学生ビザです。フルタイムの学生として認められるためには、週18時間以上の授業を受ける必要があります。
ビザ申請は複数のステップがありますが、一つ一つ確実に進めれば決して難しいものではありません。過去の事例では、条件が揃えば最短1ヶ月程度で取得できたケースもあります(ただし時期や状況により異なります)。
ビザ申請の5ステップ

ステップ1:学校への出願とI-20の取得
まず、入学を希望する学校に出願します。学校が入学を許可すると、I-20という書類が発行されます。I-20は「入学許可証」のようなもので、ビザ申請に必要な最も重要な書類です。
I-20を取得するには、通常、入学金の支払いや英語力証明(TOEFLスコアなど、学校により不要な場合もあり)、財政証明などが必要です。詳しい出願方法は留学までの流れをご覧ください。
ステップ2:SEVIS費用の支払い
I-20を受け取ったら、SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)費用を支払います。金額は$350程度です。オンラインで支払いができ、クレジットカードが使えます。
支払い後に発行される領収書(I-797)は、面接時に必要なので必ず保管してください。SEVIS費用は、米国政府が留学生情報を管理するシステムの運営費用です。
ステップ3:DS-160の作成・提出
DS-160は、オンラインで記入するビザ申請書です。個人情報、学歴、職歴、渡航歴などを英語で入力します。記入には1〜2時間程度かかることが多いです。
DS-160の作成は慎重に行う必要があります。誤った情報を入力するとビザ審査に影響する可能性があります。当社では、DS-160作成代行サービスも提供しています。詳しくは料金プランをご確認ください。
ステップ4:ビザ申請料金の支払いと面接予約
DS-160を提出したら、ビザ申請料金($185程度)を支払い、大使館または領事館での面接を予約します。面接の予約は、繁忙期(夏季など)は数週間〜1ヶ月以上先になることもあるので、早めの予約がおすすめです。
面接予約時には、DS-160の確認番号とSEVIS費用の領収書番号が必要になります。
ステップ5:大使館面接
予約した日時に大使館または領事館で面接を受けます。面接では、留学の目的、資金源、卒業後の計画などについて質問されます。面接は通常5〜10分程度です。
面接時に必要な書類は、パスポート、I-20、DS-160確認ページ、SEVIS費用領収書、証明写真、財政証明書などです。面接対策についてはよくある質問も参考にしてください。
面接後、ビザが承認されれば、通常1〜2週間程度でパスポートにビザが貼付されて返却されます。
よくある詰まりポイント
- I-20の発行に時間がかかる(学校により1週間〜1ヶ月)
- 面接予約が取れない(繁忙期は要注意)
- 財政証明書の準備(銀行の残高証明書の取得に数日かかる場合あり)
- DS-160の記入ミス(訂正には再提出が必要)
タイムラインの目安
余裕をもったスケジュールの目安は以下の通りです(条件により変動します):
- 学校出願〜I-20取得:1〜4週間
- SEVIS費用支払い:即日〜3日
- DS-160作成・提出:1〜3日
- 面接予約〜面接日:1週間〜1ヶ月以上(時期により大きく変動)
- 面接後〜ビザ取得:1〜2週間
過去の事例では、すべての条件が揃い、面接枠が空いていた場合に最短1ヶ月程度で取得できたケースもありますが、通常は2〜3ヶ月の余裕を見ることをおすすめします。
まとめ
F-1学生ビザの申請は、複数のステップがありますが、一つ一つ確実に進めれば問題ありません。早めの準備と正確な書類作成が成功の鍵です。
当社では、ビザ申請の全工程をサポートしています。DS-160作成代行、面接対策、書類チェックなど、あなたの状況に合わせたサポートが可能です。詳しくは体験談もご覧ください。