ビザ面接でよく聞かれる質問15と答え方のコツ

F-1学生ビザの面接は、多くの方が最も緊張する場面です。しかし、よく聞かれる質問のパターンは決まっています。この記事では、頻出質問15問と答え方のコツを紹介します。事前準備をしっかり行えば、自信を持って面接に臨めます。
面接で見られる3つのポイント
面接官は主に以下の3点を確認しています:
- 真の留学目的:本当に勉強するつもりがあるか
- 資金力:学費と生活費を賄えるか
- 帰国意思:留学後に日本に戻る予定があるか
これらを証明できるよう、回答を準備しましょう。詳しい準備方法は留学までの流れをご覧ください。

カテゴリ別頻出質問15問
【留学動機】
Q1: Why do you want to study in the United States?
(なぜアメリカで勉強したいのですか?)
答え方のコツ:具体的な理由を述べる。「英語を学びたい」だけでなく、「将来〇〇の仕事に就くため、ビジネス英語を学びたい」など、目的を明確に。
Q2: Why did you choose this school?
(なぜこの学校を選んだのですか?)
答え方のコツ:学校の特徴(プログラム、立地、評判など)を調べて答える。「友達が勧めたから」だけでは不十分。
Q3: What will you study?
(何を勉強しますか?)
答え方のコツ:「English」だけでなく、「General English and Business English」など、具体的なコース名を答える。
【資金関連】
Q4: Who will pay for your education?
(誰が学費を払いますか?)
答え方のコツ:スポンサー(親、自分の貯金など)を明確に答える。財政証明書と一致する内容に。
Q5: How much money do you have?
(いくらお金を持っていますか?)
答え方のコツ:財政証明書に記載されている金額を答える。曖昧な回答は避ける。
Q6: What does your sponsor do?
(スポンサーの職業は何ですか?)
答え方のコツ:親や親族がスポンサーの場合、その職業を正確に答える。自己資金の場合、どのように貯めたかを説明。
【学歴・職歴】
Q7: What did you study before?
(以前は何を勉強していましたか?)
答え方のコツ:最終学歴を簡潔に答える。「I graduated from high school in 20XX」など。
Q8: What is your current job?
(現在の仕事は何ですか?)
答え方のコツ:職業を正直に答える。接客業やナイトワークの場合も、誠実に説明することが重要です。詳しくはよくある質問をご覧ください。
Q9: Why did you quit your job?
(なぜ仕事を辞めたのですか?)
答え方のコツ:「キャリアアップのため留学を決意した」など、前向きな理由を述べる。
【帰国意思】
Q10: What will you do after graduation?
(卒業後は何をしますか?)
答え方のコツ:「日本に帰って〇〇の仕事に就く」など、具体的なプランを述べる。アメリカに残りたいという印象を与えない。
Q11: Do you have any relatives in the United States?
(アメリカに親戚はいますか?)
答え方のコツ:正直に答える。親戚がいること自体は問題ではないが、彼らに頼って滞在するつもりがないことを示す。
Q12: Do you have a boyfriend/girlfriend in the United States?
(アメリカに恋人はいますか?)
答え方のコツ:正直に答える。恋人がいても、留学の主目的は勉強であることを強調。
【その他】
Q13: Have you been to the United States before?
(以前アメリカに行ったことはありますか?)
答え方のコツ:渡航歴を正直に答える。観光で行ったことがあれば、その旨を伝える。
Q14: How long will you stay?
(どのくらい滞在しますか?)
答え方のコツ:I-20に記載されている期間を答える。「6 months」「1 year」など。
Q15: Where will you live?
(どこに住みますか?)
答え方のコツ:「School dormitory」「Shared apartment」など、滞在先を答える。住所がわかっていれば、さらに詳しく答えても良い。
NG回答例
- 曖昧な回答:「I don't know」「Maybe...」は避ける
- 長すぎる回答:簡潔に答える。聞かれていないことまで話さない
- 矛盾する回答:DS-160や財政証明書と異なる内容を言わない
- ネガティブな理由:「日本が嫌だから」など、ネガティブな動機は避ける
練習方法
- 声に出して練習:頭で考えるだけでなく、実際に声に出して答える
- 録音して聞き直す:自分の回答を客観的に確認
- オンライン英会話で模擬面接:講師に面接官役をお願いする
- 友人や家族に協力してもらう:質問してもらい、答える練習
当社では、過去の事例に基づいた面接対策サポートも提供しています。詳しくは料金プランをご確認ください。
まとめ
ビザ面接は緊張しますが、事前準備をしっかり行えば恐れることはありません。質問のパターンは決まっているので、回答を用意して練習を重ねましょう。
実際の体験談は体験談ページでもご覧いただけます。